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ロジャーの絵

バイオリン演奏家の島田氏(実験音楽系、金沢市)が、外国人演奏家を呼ぶのはこれが最後になるかも、と言うので「ロジャー・ターナー」との共演会に行って来ました。
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以前、ジョン・ケージの”演奏しないピアノ演奏”の有名なシーンを短い映像でかいま見たことがありますが、現代音楽史に残る画期的出来事が、意外にも狭い地下室にも思える会場で傍聴者もわずかなのに驚きました。意外とそんなものなのかも…。
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演奏後、楽器を撮っても良いかたずねたら、「どうぞどうぞ」とジェスチャーが返って来たので、片言で英会話もしました。横にいた若くて英語の達者な女性も交えて「70歳か?」「で、おまえは?」「プラス3」なんてね。
奥の穴のあるシンバルは既製品か訊いたら「ほら、スイスの××製だろう?」と目の前に突き出されました。スティック類には書道の筆まであって彼の即興演奏のデリケートさと的確さを象徴してるようです。
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ここにあるように京都のギャラリー「trace」で個展を開催中(演奏日もある)。絵は小品で、ドローイングとコラージュを、折り帯状に仕立てたもので、彼の音楽感覚がそのまま絵になってるようです。
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一点買って来ましたのでスペース滝でご覧になれますよ。虫人
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スペース滝
925-0005 石県羽咋市滝町レ99-88 TEL; 0767-23-4401
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by spaceTAKI | 2016-09-30 13:52 | ■美術/案内情報など | Comments(0)