金沢21世紀美術館の「
レアンドロ・エルリッヒーありきたりの?」展も、8月で終わる。
お盆の時期は混んで、駐車場に入る時間待ちでくたびれるほどなので、あえて紹介しなかった。金大のこうさく展は今日で終了した。
レアンドロは"21美"のシンボル的作品になっているプールの作者。アルゼンチンの人で、ブエノスアイレスの夜景映像を本物の水たまりに映した詩情ある作品もあったが、撮り忘れた。
演奏姿はハーフミラー?を通して、ガラス向こうの本物の楽器を持つことを可能にするのだが、音を出せると云う訳ではない。ただそのためだけに、ここでも長い入場待ちの列に加わらねばならなかった。
エレベータは外見が本物を模していて、中は平面の映像。扉が開く度に人物情景が変わる。
温室はミラーで巧みにし切られていて、見る場所で中身が一変する。この作品が一番出来が良かったように思われました。
コンセプトがすっきり見える、見ておいて損はない展覧会でお勧めです。虫人
スペース滝
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