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点と線のミステリー

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石川県と富山県、それに長野県の「寺家」地名を丸点で地図に落としています。
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最も古いかと思える濃い赤の丸、富山市大沢野の寺家と、越中八尾の寺家を線で結んでみると、石川県羽咋市の寺家に行き着きます。

海を越えてさらに突き進むと、北朝鮮と中国とロシアの国境が一点に集まるトモン江にいたります。ここは8世紀ー10世紀に盛んに日本列島に官船がやって来た「渤海(ぼっかい)国」の中心に至る海岸にあたります。

能登、羽咋市の寺家は福浦港(20km北)に漂着した渤海の使節を受け入れる重要拠点として、ここに「気太神宮」を国家的祭祀場(=防疫祈願所)として整備し、これが後の現・気多大社の基礎となりました。

線の下方をたどると、長野県の二つの寺家をニアミスし、先端は何と富士山頂を見事に通ります。古代、富士は火を噴く神山でした。

で、それがどうした?ですって…いやあ、どうもしません、ただの偶然。でもこの偶然に気づいた時は、さすがチョッピリ神秘で不思議な思いでしたねえ。虫人


スペース滝
925-0005 石県羽咋市滝町レ99-88 
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by spaceTAKI | 2014-12-11 17:44 | ☆歴史/能登.羽咋語源 | Comments(0)