昔ながらの古本屋さんが減って楽しみが半減、など言うのは時代遅れ。ネットで探せばいいのだろうが、手に取って中身をペラペラという買い方が身に付いている。で看板を目にすると気になる。
道路は金沢市の「昭和通り」と言い、JRの駅(東)正面に横たわる。
南に向かいホテル街や旧の中央郵便局、旧の女性会舘を過ぎた辺りに、これも旧の自動車店がある。その一角に間口3mほどのガラス戸を飛び出させて「古本」の看板を見るのだが(上写真右端、下写真の平屋出っ張り)、この辺りは交通量が多く駐車もままならず、通り過ぎるのみだった。
それが横の自動車屋さん本体が古本屋に変身していて、これはもう入るしかない。整理中で、店舗スペースは段ボール積み。価格設定もゆるくお買い得感がある。事務員女性たちは本来業務が桁違い価格の自動車をあつかってたからか、要領を得ない感じで何となくおもしろい。現代(ヒュンダイ)の看板も残るので兼業か。
さっそく、歴史書を数冊まとめ買いした。「金沢文圃閣」☎076-261-8884。虫人
スペース滝
925-0005 石県羽咋市滝町レ99-88 TEL; 0767-23-4401