クルーザーの三人
土曜日お昼、窓外に大きめのクルーザーが停泊。去年エリックさんが停泊した同じ波止場。おとなりの喫茶に3人の外国人が入ったのを見たので、様子を見がてら郵便便物をとどけに行くと、エリックさんから聞いていたので、隠岐の島から滝港に寄ったと言う。ーーやっぱりそうか。

今年はエリックさんは能登に来ないと、東京のMikaさんからメールがあった。だから彼らの訪問はまったく予想外のこと。さっそくアーティストの東間氏を呼んで、船上パーティー。

その後スマホを使いたいと言うのでスペース滝に場を移しておしゃべり会。
ピアノを見つけた船主のフランス女性のアガサさんがベートウベンとドビッシーを弾いたのには本当ににおどろいた。

いつもうらやましく思う事だが、彼らが長いバカンスをとれることだ。日本ではまずむずかしい。問題になってる派遣労働システムは企業側に有利で、こんな待遇でいいのかと思うが、日本的労働条件の中でもささやかにでも時間的豊かさを獲得したいという若い世代の意向があっての流れになっているかも…と同情する。金沢、輪島、佐渡、北海道のあと、アラスカへ行くそう。流氷を心配する東間氏に
「船は鉄製なので大丈夫」
と答えていた。どおりでどことなくいかついデザインみたい。
(中田虫人)

