シイカがある

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「前線とはどこなのか?」
 と問われ、
「反革命論者、白衛軍の陣地、ブルジョワ、個人の生活に固執する不審な詩人の住所」
 とバルチザンの副司令官が答えたり
「ロシア人は詩が好き」
 というセリフも出て来ます(1965年度映画「ドクトル・ジバゴ」)。ほかにも、逃亡中の詩人を庶民がかくまって逃げ延びさせるロシア映画もありました。

この国での詩人の地位の高さに、あらためて詩の評価を再認識させられます。


美術評論家の故・針生一郎(はりういちろう)氏を、画家の森本紀久子さんが個展(大阪のラッズ画廊)に講師として喚んだおりの、私との(最後になった)会話。

「現代美術は信頼出来きますか?」と私。
シイカがある
 と、針生さんはつぶやきにも似て、ブッキラぼうに答えてくれました。
「え?」
 と聞き返したけれど、直ぐ気がつきました「詩歌」でした。


私は今、その”信頼半分”の現代美術に魅せられ、制作実験の真っ最中。ご覧のように居間一画はスピーカーだらけ。7月になれば「Space TAKI夏の芸術祭」準備で制作中断もあるでしょう。あせるなと思っても、あせるなあ。虫人
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チラシを置かして頂いたコスモアイル羽咋で、この詩募集のチラシを持ち帰りました。”詩”は今や少数派なのかもしれませんが、やっぱ詩心があらゆる芸術の中魂であるという自覚が大切と私は思っています。

▶虫人「小径」表紙画・随想の掲載(イージーライダー澤守氏のHP)へ

nkt@yacht.ocn.ne.jpスペース滝
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