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海外からスペ滝へよこづけです

外国からのが、予告もなく突然横付けするギャラリーなんてのは、日本広しといえどもスペース滝ぐらいかもしれません。
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3日前に着いたスイス人の三人を、慌ただしくもてなし、送り出し、今日はルーティーンのイラストを仕上げて新聞社に送信して、やっと元の生活です。
(ペンション・クルーズの家族、新聞記事にした榊原記者らとの船内ディナー・パーティーなどなど)
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もっともご夫婦(マック&シルビア夫妻)はレンタカーで新潟に行き、ロシアへの入国手続きを終えて来週中には戻る予定。それまではシャマド(鼓動)号は私んちの裏波止場に係留しております。
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4年前、同じくクルーザー(独身)生活のスイス人エリックが停泊して、彼からのメール情報でスペース滝にやって来たクルーザーは2組目になります。

※ [クルザーのスイス人]エリック氏へ


日本は初めてという30歳の建築史につづき美術史研究の大学院生ポリーヌさんの来訪はうれしい。彼女が望んだ金沢美大訪問は時間がなくて館前を通っただけで残念でしたが、21美は堪能してもらいました。

羽咋市の弥生・復元竪穴式住居にも案内しましたし、欧州の石柱遺跡(特にイギリスのストーンヘンジ Stonehenge)に呼応したような県が誇るべき縄文木柱列遺跡(※)の話もしました。
コスモアイルは閉館後でしたが、駅に内部の写真が飾ってあって彼女は”エイリアン”に興味深げでした。

ピピロッティー(21美でも紹介、当ブログでも以前とりあげた女流現代映像作家)はスイスの人だったんだあ…もっと美術や建築の話がしたかったけどなあ。彼女は小松から飛行機で帰国。
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池田学・展」は見てるからというのに、入場券(私とマックが老人割引)を彼もちで再観。

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次の写真は21美ではなく、当館で東間氏の雷の作品に見入る彼ら。その後ろのキリンは福光美術館で披露した私の旧作です。
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つづいて土曜日、入れ替わってのお客様は日展の日本画家・京都の山本隆氏と睦子おくさま。お昼をご一緒した後は”審査員”画伯が自ら食器洗いの台所をしていただきました。世が世であればげに恐れ多いスナップ写真でござります。虫人
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(※) イギリス、ストーンヘンジ(環状石柱列遺跡で有名)から約1.6km離れたブリックミードに紀元前4300年ごろのイギリス最古の住居のひとつの遺跡が発見され、ここ地下に埋まる巨石群はストーンヘンジの1000年以上前に作られたと見られており、ストーンヘンジの北東3.5kmダーリントン・ウォール(Durrigton Walls)には、紀元前2600年~同2400年ごろに木材を円陣状に立てた「ウッドヘンジ(Woodhenge)」が存在しているという。

一方、石川県の能登半島、縄文真脇遺跡は前期初頭(前約4000年)から晩期終末(前約300年)まで、約4000年間の他に例のない長期定住遺跡で、晩期(前約800年とウッドヘンジより1700年程も新しいけど)土層から巨大なクリの木を半割りし、円形に立て並べた「環状木柱列="ウッドヘンジ"」が見つかっている。


▷ [縄文真脇すごい]へ


スペース滝
925-0005 石県羽咋市滝町レ99-88 TEL; 0767-23-4401
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