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「歴(こよみ)」2

『歴(こよみ)』-2
「暦」にまつわる話  

3月8日
「こよみ」の話の2です。

 前回の記事、すんなり理解できたかたは「九星方位気学」か「こよみ」の知識がある方と思います。なかなかむずかしいので、マスターすれば”人気人生相談占い師”になって稼げるかもしれませんね。わたしには無理。

 以前、ブログで名をあげたことのある金澤攝(かなざわおさむ)氏は、忘れられた作曲家の譜面をヨーロッパで探し出し演奏するピアニストとして知られていました。某国際コンクールで1位なしの2位賞を得た若いころ、和服に数珠をさげて舞台に立ったという。彼が金沢市尾山町の喫茶「めるつばう」に顔を見せる時は「今日はこちらの方角が良かったので来ました」と言ってました。何の事かと思いしが、「暦(こよみ)」を見て行動した人だったんですねえ。成果のほどは知らないけど本気でした。

 私がこの手のものに出くわしたのは「スペース滝」を立ち上げる以前で、能登島に新築すべく、某建築研究所に依頼したのですが、建築家から「方位を見ますか?」と聞かれ、現代でも気にする人があると初めて知りました。鬼門や裏鬼門、つまり「風水」ですね。結局実現せずお流れになったのですが、のち滝町に理想的なスペースが手に入ったのですから、どう転ぶかは分からない。

運勢判断などは、知ってしまうと気になるけど、知らねばそれで事もなしかも。だから詳しくは書く気はないのですが…。知ればそれなりの合理性は無くもないのでしょうけど。

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 震災後に出た本に『魂でもいいから、そばにいて』というのがあって興味深く読みました。もうすぐ3月11にち、7年経ち、8年目に入るそうです。時のたつのが早いですねえ…。
3.11後の霊体験を聞く」が副題。こちらは亡くなった人の魂との愛の交流ドキュメント記録と言った内容で、超常現象の数々にしては、鬼だの凶などが出て来ない爽やかで感動的な読後感でした。
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 科学が進んでも解らないことは多いはず。人知の限界もあるかもしれません。
神秘主義と言われるものには、迷信と片付けられない何かが残っている気もしますが、どちらにしろ計算通りに事が運ばないのはこの世の常です。また何事も程度もので、過ぎたるは及ばざるごとしとも言います。後悔は付きものでしょうが、精一杯やったのなら、結果はどうあれ納得しえる人生ではないでしょうか。 中田むしんど

スペース滝
925-0005 石県羽咋市滝町レ99-88 TEL&FAX 0767-23-4401
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