シュモクザメも。 今朝は大漁でした
10月15日(月) 暗いうちから陸揚げが始まって、終わったのが7時半。氷が切れて補充してましたので、その間は小休止。
定置網の滝丸は、今朝、私が見たところではサゴシの大漁でした。
昨日今日と穏やかないいお天気で、他船にとっても漁業日和でしょう。
船のセンターポールのクレーン柱に付いた大きなタモで、船底から魚をすくい上げると作業台上までポールを旋回して止め、タモの底を解いて魚を流し込む。
台一杯になるまで繰り返します。
時折赤いタイが混ざってます。
手ばやく種わけして、氷を詰めて配送車一杯に積み込みます。
大きなのはサワラ。私の好物で寿司屋では必ず注文しますが、サゴシの出世魚で同じ物。
アジは型がいいなあ。
カマスも少し。
コウイカも一箱。
こちらはイカにカワハギだけど、墨を吐いて黒く汚れていたのでデータを思いっきり修正。大きな一匹はスズキ。
これはどう見ても
シュモクザメ。
本物を間近で見るのは初めてですけど、シュモクザメ属シロシュモクザメ(Smooth Hammerhead)を始め、温帯から熱帯の海に棲息するシュモクザメは何種類もいるみたい。まだ子供ですが、昔、喫茶「めるつばう」の青山武マスターが金沢港で別種の同じくらいのサメの子を釣りあげた事がありました。
去年、パーカッショニストの英国人ロジャー・ターナーが宿泊した折「滝の海にサメは居るか?」と聞いたのだけれど「居ない」とこたえてしまいました。人を襲うほどのサメの事でしょうから、ま、良しといたしましよう…。 中田虫人
スペース滝
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