この世から消えた良薬
2月17日(月)
退院後3日め、ようやく人心地がついた。体力が落ち、免疫力がなくなって喉のあたりのリンパ腺が痛むので風邪薬など飲んでみたがパッとしない。思い出して、常備していた「橋本七度煎」を飲み、熱めの風呂にゆったり浸かったらようやく良くなった。

これが手持ち最後の一袋で、2回お湯に振り出した。後は3回振り出せて、その後2回分を煎じて煮出せば”七度煎”したことになる。一度湯にさらせば冷蔵庫に入れても長時間の保存はできないだろうから、新しく注文するべく愛知県へ電話してみたが通じない。
ネット検索したら、「橋本七度煎株式会社」は後継者がいなくて営業を辞めてしまったと分かった。「効かない大手会社の風邪薬が横行する中、かように効く伝統薬が世の中から消えるのは残念」という書き込みが幾つも出てきた。人気で盛業中の閉鎖は、社会的損失に違いないと私も思う。
伝統〇〇を保存する、にあれこれ対策の手を差し伸べる気があるのなら「橋下七度煎」のような有益な伝統技術こそ、なんとか保存してほしいところと思う。処方はしっかり記載されているから、どなたか代わって続けられないものなのかともつくづく思うけど。

ネットではそれに代わる別の漢方を案出している薬屋さんの記事もあったので、それが近所で手に入らないかさがしてみるつもりですが、橋下七度煎のようにに安くてよく効く薬があるとはとても思えないですねえ。
消えたといえば、病院の支払い帰りの今日、食品スーパーに停めていた私の車からクローバマークのステッカーを盗んだ人がいる。磁石で張り付いてるだけだから盗られてもしかたないが、2枚で200円。そんなもの盗むなどセコすぎて、なんだか哀れで腹もたちませなんだけど、盗られた跡の汚れが目立って汚いなあ。
四つ葉マークと車椅子マークはそのままなので、私より若くて身障になったばかりの初心者らしい。あれやこれや、世の中不景気でもあり、ご用心ご用心。 中田虫人
スペース滝

