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喫茶・チャペック(金沢市)

Coffee break 26

チャペック


  先日定期診療で病院に行ったらロボットが検温してくれました。それで思い出したことがあります。

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 金沢市の近江町市場の奥横にくっつくように喫茶店がありました。今もあるのだけれど、店名も主も変わってます。コーヒーは美味しいので今のお店も人気があるそうですが。

私の知ってた「チャペック」というお店は、石川県庁が駅西に移ったのち、その県庁裏に移動し今も盛業中らしい。
 まだ金沢大学のキャンパスがお城の中にあったころの話で、場所柄インテリの常連さんで賑わってました。コーヒーは煎(い)り方でコロッと味が変わるし、何日前に煎った豆かも重要と聞きます。美味しいと聞いて初めて訪問した時、メニューがチャートになっていて豆の絵に黄色から焦げ茶色に塗ったイラストが碁盤の目に並んでいます。確か横軸が焙煎の深さで縦が品種だったかと思うけど記憶は曖昧。

 その中から選べと言われたけれど数が多過ぎて参りました。味は忘れたけど、お店の角のショーウインドウに飾られた大きく赤い焙煎機とそこから外に排出して道路に漂う強烈な香りだけは今も覚えていて、その記憶を絵に描いてみました。今はネットで参考資料が集まるので誤魔化せるけど、こんな風だったとの自信はありません。

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「チャペック」の名が気になって、当時調べてます。ロボットという言葉の発明者だった(画家の弟の口添え)のは意外だったけど、命名の理由までは詮索しませんでした。 

喫茶・チャペック(金沢市)_d0329286_13082447.jpg  カレル・チャペックはチェコスロバキアの作家で、1920年に発表した戯曲『R.U.R.(ロッサム万能ロボット商会)』の中に出てくる人間そっくりの外見を持つ化学的合成製作の偽人間=バイオノイドのこと。

チェコ語で強制労働=robota(ロボッタ)と、スロバキア語で労働者=robotnik(ロボトニーク)を合わせた造語なのだそう。
 日本では1923年に『人造人間』(宇賀伊津緒訳、春秋社)として出版。カタカナのロボットは、戦後以降という。

喫茶「チャペック」の由来をHPに書かれているので転載させていただきます:
「1985年の珈琲屋チャペック開店の少し前に、カレル・チャペックを知りました。当時は開店準備に追われていたわけですが、その合間にチャペックの諸作を少しずつ集め読んでいきました。そして次第にその面白さに引き込まれ、またその偉大さに大いに感心しました。
 さて、店名がまだ決まっていませんでした。当時私は珈琲屋バッハの田口氏に師事しコーヒーの勉強をしていました。そして、少し前に珈琲屋ゲーテがオープンしていました。なるほど、人名を店の名前にするという手があったか!という訳で当時のめりこんでいたチャペックを店名にすることにしたのでした。」


珈琲屋チャペック 西都店/〒920-8202 石川県金沢市西都1-217




⭐️

死ぬより痛み?


 ところで、寝つかれぬままに聞いた日曜夜の「ラジオ講演会」で、在宅医療を見回る医師の体験を放送してました。痛みは止められるけれど、諸事の事情で施設に送らてから急速に進むボケは止められない、と言う箇所が印象に残りました。「痛みは止められる!」ありがたい、のですねえ。

北陸文学同人の佐奇森幻氏の奥様は水無月の号で句作される方ですが、「死ぬのはいいけれど、痛いのは困るわ」とおっしゃってました。その時の私は元気だったので聞き流したけれど、神経痛が起きるたび彼女に同調しなかった自分を悔んでました。

 実は痛み止めに自信がついて、近頃は神経痛が怖くなくなってます。コツは早めの手当。我慢しない、に尽きます。兆しがあればすぐロキソニンを貼る。それより小まめに体を動かして一箇所の神経を圧迫し続けないことが肝要。
 「痛みは癖になるから」と医師から何度か聞いてます。痛みに限らず、感情を伴った経験は脳が記憶する、つまり生理的な仕組みの内なのでしょう。悪い癖は早めに直すべきで良い習慣や方法は繰り返した方がいい、ま当たり前ですが。
 講演会の先生のおっしゃるとおり、痛みを止める医術はいろいろあるんでしょう。
 今日ボケの方が個人的にも社会的にも厄介な問題ということなんででしょうね。 中田むしんど

 
スペース滝