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神来月、神帰月。今日から11月です。

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2022年11月1日(火)
中田虫人 Mushind N.(Blog mgr.)


11月は神様が戻ります


 11月は霜月。文字通り霜が降りる意味でしょが、「神来月、神帰月(かみきづき)」とも言うそうです。出雲に集まってた神様が戻ってくる月の意味です。10月には国中から神様が出雲に集まっていて、そこで一体何をしていたのか? 多分お米の収穫を持ち寄って、宴会や儀式と行く末の政治談義などやっていたのか、と私には思われます。

 ここで言う神様は大国様(だいこくさま)こと大国主命(おおくにぬしのみこと) ゆかりの神様ですから、北陸に来ていた大己貴尊(おおなむちのみこと)などを指すと思われます。つまり、神そのものか、それを祀る地位にあった高貴な人間、またはその集団に属する指導者層をもさしたかもしれません。
 とにかく、神が実際に出雲に出向いたと言う事実があってのことで、陰暦ならもっと遅い時期になりますから、お米の収穫時期とその管理運搬が関わる時期なわけです。
 
 古代の軍隊が冬に遠征したらしいと言う話があります。これも兵糧(=食糧や兵站)を考えますと収穫後がいいです。もっとも紀元前後の昔の記憶の言い伝えと思われ、大己貴尊は多数の名を持つ大国主の異名とされていて、この時代はよくわかっていませんし、確たる証拠のない想像ですけど。

⭐️


 コロナと共存するスタイルが日常になって、以前ほど神経質に怖がらず外出するようになりました。先月は東京や名古屋からのお客様が来訪されました。半月後には美大の同窓生が当家に集まる予約もあります。なので近日にインフルエンザの予防接種も済ませたいと思ってます。
※写真は宝達山の登頂を目指しての道路から。

スペース滝 925-0005 石県羽咋市滝町レ99-88

by spaceTAKI | 2022-11-01 20:25 | ☆歴史/能登.羽咋語源 | Comments(0)