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早いものでもう2月

早いものでもう2月_d0329286_21515532.png[ギタリスト・垣田 堂氏のブースページ]

DoNote< 2
コンデ・エルマノスの白


早いものでもう2月、DoNote発信したっけ?
それも忘れるほどのスピードです。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。


ジョアン・ジルベルトがコンデ・エルマノスを弾く映像があった。
さて何の事やら、まず説明を。
ジョアン・ジルベルトはブラジルのシンガー・ソングライター、「ボサ・ノヴァの法王」と呼ばれたレジェンド。
コンデ・エルマノスは、スペイン、マドリードに工房のある、フラメンコ・ギターのブランド。
縁あって僕はコンデ・エルマノスのブランカ(白)と出会った。
ちなみにブランカは主に伴奏用、ネグラ(黒)はソロ向きと言われるが、それは好き好き。

ジョアン・ジルベルトの、テレビ出演時のライブ映像で、名曲「イパネマの娘」を歌う。
抱えているギターがコンデ・エルマノスのブランカだ。
早いものでもう2月_d0329286_09123944.jpeg

放送時1967年なので、まだ甥っ子さんらに暖簾分(のれんわ)けする前の、元祖の作だろう。
年代的には、弦長も長いものかも知れない(フレットの幅も広くなり、押さえるのにコツが要る)。
ボサ・ノヴァを始め、ブラジルのアーティストはフラメンコ・ギターをしばしば使う。
音の出方が軽く、弾むようなので、グルーヴのある音楽にはもってこいだ。

ジャズ・ギターの御大、川崎燎さんもモラエスというフラメンコ・ギターを使用していた。余談だが、川崎燎さんは、僕の遠い親戚
一度、ニューヨークに訪ねたことがあり、もちろんそれまで交流などしていなく、彼のアパートにて、最初で最後の挨拶をさせてもらった。
その後はエストニアを拠点に活動、2020年に亡くなった。

さて取りとめもなくなったところで終えなければ。
同年代の劇作家が、先日他界した
昨年末に僕が参加した、演劇と音楽の公演で脚本を書いた人物だ。
リハーサルを観に来てくれた際、いずれ一緒に何かやりましょうと話したばっかりだったので、残念だ。
人生は誠に一期一会、自分なりでマイペースだが丁寧に生きたい。

追記
そんな僕も、体調は普通だが、周りのモノ達(家電など)が次々壊れる
心機一転のサインとも言うし、不調を代わって受けてくれているとも言われる。
いずれにせよ、人智では計り知れない不思議

【垣田 堂 オフィシャル・サイト】▶️http://do-kakita.cu-tablet.com/
【ラジオ】「ギタリスト 垣田 堂のカキタイムズ」エフエムとなみ(76.9MHz)にて
 ■本放送:毎月第1、3火曜日10:30
 □再放送:同週水曜日13:30、木曜日19:00
 ☆インターネットラジオが便利です。▶️http://www.fmtonami.jp

垣田 堂:ギタリスト。
 1978年、アメリカ・ニュージャージー州生。金沢市在住。
 ニューヨーク、スペイン・バルセロナでの演奏活動を経て、現在は北陸を拠点にする。



スペース滝 925-0005 石県羽咋市滝町レ99-88