カテゴリ: 虫人ムシンドブースページ( 71 )

ちょっと撮れないタイミングかも 
ウミネコは二重まぶた?


10月17日(火)
 今朝の水揚げ作業は早々と終了。聞けば、昨日同様サゴシだそう。で、ウミネコのいい写真をご披露します。脚、細〜っ。まぶたが二皮目に見えますよ?! (いや、鳥のまぶたは皆こんなのかなあ)
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 明日はお客様が見える予定ですが、展示場の飾り付けがはかどりません。
過去のイラストの仕事を展示に加えました。
新作の構想をも練ってみてますが、まだ先の話になりそうですので。
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最近「北斎漫画」の初編を手に入れました。題箋にも「初編」とは書いてませんので、はじめはシリーズ化の意図はなかったようです。いつか、他の古絵本含めての展示コーナーを設けたいとの夢もありますが、夢ばかりで体力がついていきませんねえ…(明日のお客様には直にお見せしたいですが) やる事いっぱい! 一人暮らしの辛いところです。 中田虫人
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スペース滝

925-0005 石県羽咋市滝町レ99-88 
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Gart ジュニア
大杉ミュージカル’18

9月7日
台風や地震被害のお見舞い申し上げます。 

台風21号は、滝町も屋根瓦被害を出しました。スペース滝は古い雨樋が落下破損したくらいでほぼ無傷でした。6日の北海道の地震は自然災害とはいえ目を覆いたくなる惨状で言葉もありません。


 ところで先月後半、大杉ミュージカル・シアターのガートさんがスペース滝に寄ってくれました。今年秋の演目チラシです。
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以前に娘さんと来られたことがありますが今回は息子さんと。高校生ですが、中学時代は野球をやってると聞いてます。「Gart」という名はこれで3代は続いてるはずです。先代は天文学者だったかも。アイルランド系の米国籍というので英語の話題になりました。
ちなみにスペース滝の化粧室前にある、麦藁帽子に蝶がとまっているモノクロ写真作品は幼少時のジュニアを小松市の林さんが鶴来町の昆虫館で撮られたものです。
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 私は「私」という意味の日本語がいくつくらいあるか数えてみたことがあって、40以上は見つけました。おいどん、わらわ等、知っていても使わないものも含めてですが、英語だとIとmeの他は知りません。で、英語の方言で何かあるかを話題にしました。
 映画「マイフェア・レディー」のクイーンズ・イングリッシュを理想型だとして、英米豪の英語圏などでも、発音の違いや俗語訛りの違いはあるけれども、基本はIとme以外の表現はなさそうという話に。
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陶造形家のキム先生にうかがった時は、朝鮮語は格による名詞自体の変化形はあるものの「私」単独ではヴァリエーションがないような話でした。

中国は多民族国家ですから、それをも数えれば多くあるでしょうが、例えば漢民族、漢字のみで数えて単数一人称が40個を越すとは思えません。なぜなら日本語中に、私・我・我輩・俺・小生・拙者・朕などの一人称漢語をすでに含んでいて、それ以外の表現もあるのが日本語だからです。

つまり一口でいえば、日本語は、日本民族と同じく”雑種”なのだから色んな表現が取り入れられたり併用してきた結果なのだと言える、かと思います。

近年は遺伝子研究が進み、日本人がどんな経緯で今に至ったかがいずれ判る日もあるでしょうが、日本語の成り立ちもこれからは新しい観点で論じられることだろうと思っています。 中田虫人

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異常な熱さがつづいています
暑中お見舞い申し上げます 

越中五箇山 

8月3日
やや昔の写真です。
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 棟方志功が東京から富山県福光に移住して6年余り住んだのは終戦の年からのことでした。この間に五箇山の赤尾の行徳寺に行き、寺に版画(彼は晩年「板画」と言っています)と版木を遺しています。
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詳しくはいつの日かブログに書きたいと思いつつまだ果たしていません。写真はそのカット写真にとりおいた物ですが、暑中見舞い用に使うことにしました。

 本日は能登金剛の夏の波でも撮って来ようと出かけましたが、暑さに負けてドライブは早々切り上げ。用もないのにフラフラ出歩くには暑すぎて、我ながら歳をくい過ぎたようで少し残念です。昨日からは75歳、後期高齢者の仲間入りをしました。 中田虫人むしんど


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講習終了 
高齢者講習終了しました

6月7日
75歳になる人が受ける自動車運転免許の「高齢者講習」が無事終了しました。

 3日前に「認知機能検査」というのがあって、記憶力などの衰えがないかのペーパーテストで75点以上とれ、最短の講習。この間、病院の内視鏡検査で腸の ポリープを1個摘出の一泊入院 をしたので、自動車講習の方は日程がずれ込んだ。

 久々のコース運転。白線前でしっかりと一時停止ができていなかった、と注意喚起された。鼻のない1box軽自動車の乗り癖がついていてボンネットが白線を越えてたらしい。

 車線変更はウインカーを3秒点滅してから行うが、方向転換指示は30m前からウインカーを点滅させる。これは車なら6台分の距離だそうだ。石川県人はこのマナーが出来てなくて他県車の評判が悪いそう。



 終えてからの雑談で、同乗受講者からつぎの質問が出た。
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△図はその問い。
 実は私もこれが疑問だった。のと里山海道を白尾インターで降りると一般道で70キロ制限の自動車道部分があるが、それに沿った取り付け道での合流地点だ。見てると車によって指示器の点灯はバラバラ。私は侵入前に右を点け、曲がる時に左に切り変えてみてるが、どうもすっきりしない。皆さん同じ気持ちなのだ。
で、教官の答えは「どっちでもよろしい」。へー、そんなのありかあ〜 中田むしんど

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カバーデザインした新刊本のご紹介 

"脱腸外科医"の「貴様らにマネができるか

5月28日
 タイトルは挑戦的ですが、原稿をいただいた時のメールには「孫たちへの贈り物のつもり」と添え書きがありました。内容は浅野先生の伝記をエッセイ風に網羅したものでヴァラエティーに富んでます。
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d0329286_16440193.jpg 明るい装丁をと希望されたのですが、子供時代から国際的に活躍された近年までなので的が絞りにくく、多くの線画イラストを散らすデザインにしました。結果は気に入っていただけたようです。仕上げは叢文社におまかせしましたが、社側でも好評で、インクの盛り上がりからみて、グラビア印刷で凝られたようにおみうけしました。


 とはいえ個人的には満足がいかないのが常でして、反省することしきり。日頃からの描き不足がたたった感じだなあ…。 先日、金沢21美で「アイ・チョー・クリスティン」の大きくてすばらしいドゥローイング群の数々に圧倒されて帰ったばかりなので、より応えておりまする。自らに、毎日の描画ノルマでも課そうか、と真剣に考えております…。

d0329286_16415841.jpg が、現実はきびしい…

明日は胃カメラ(※)、その後は絶食などもして、一週間後は腸に内視鏡を入れる検査が待っております。

 長生きし過ぎたせいだ、とは申しますまい。年齢には関係なく、どなたにとっても生きるのは所詮「苦の娑婆しゃば」でありますから。 中田むしんど

 (※)結果報告:女医先生が「ピロリ菌の検査しましたか」と聞かれるのですが、口から胃まで麻酔とスコープチューブが入ったままで返事出来るはずもなし。でもこれで緊張がほぐれました。結果は異常なし、痛みもなしで、ありがたし。さて、次の検査は腸ですが…空にするので色々ややこしい。


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ハナの話-1 
鼻を描く
ー古典に見る鼻ー

4月23日
 手塚治虫さんが、似顔やキャラ作りのコツについてイラスト入りで解説されたことがあった。少年雑誌だったかと思うが、昔の事で、覚えているのは内容の一部のみだ。 個性的なキャラクター作りには動物をモデルにして顔作りしたそうで、犬が元の形だとか何だとかの説明と、そのデフォルメの仕方まで絵解きしてあった。子供だった私に鮮明だったのは「似せるコツは鼻です」という箇所だった。

 今でも仕事でイラストを描く時、ふと鼻が気になって手塚さんを思い出す。一度だけ自筆のはがきをいただいた事があったけど、残念ながら紛失している。当時は何で鼻が重要か理解できず、ずーっと私の課題だった。今では、さすがだなあと思っているけど…。

d0329286_07553858.jpg 他の箇所と違う特徴は、鼻は盛り上がりに過ぎず、はっきりした輪郭がないので描き手の認識がもろに出ることだ。横顔では鼻はくっきり輪郭を見せるから、エジプトの壁画では頭が横向きで描かれ、目は重要なので正面から見たものを一個描く。彼らは心臓のある胸も重要と思ったのか正面から描いてそれに加える。で、足も正面から描くのは不自然とみてか、横からのを二本に見えるように描くことが多い。その結果エジプト独特のリアリズムが生まれる。この継ぎはぎ構成は、現代美術のキュビズムのコンセプトにも似るが、れっきとした写実主義から生まれているのだろう。


 鼻は日本の画家たちをも悩ませたかもしれない。大和絵や浮世絵ではたぶん真正面から描く事は少なかった(全てではないだろうけど)。へのへのもへじの「も」の字に象徴様式化されたろう鼻たちは、その向きで顔自体が”左右された”のに違いない。

 北斎などの浮世絵やインドの絵などの顔をいくつか集めてみたが、正面顔の鼻の表現はいろいろあって面白い。
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 最近、私の描くイラストは、意識してやや写実的になっている。「昔より上手くなったねえ」と言ってくれる人もあるが、実は写実的であるのはある意味つまらないと思っていたし、今もそう思ってはいる。
 昔のまんがは今とはスタイルが違い、どうマンガチックなデフルメでキャラを描くかが重要だった。が個性のあるスタイルを生み出すのは容易なことではない。私は時々鼻を描かず済ましたこともある。鼻は無くとも、かわいい表情の絵は出来るのだ。アクリル絵の具でカラフルでノスタルジックな田舎を描いた原田泰治さんは、のっぺらぼうな人物を好んで配置した。色面の扱いが目鼻口より重要と思っていたことがよくわかるイラスト群だ。

 「ストリー漫画」に「劇画」という、リアリズムを良しとする新しい形式が出現し、手塚さん始め漫画界の大御所たちを危機に追いやった時期があった。日本の漫画の大きな変革期で、今に至るアニメキャラもその延長上にあるといえる。
 基本、今のまんがはデフォルメさえもリアルだから、特別な表情を表現する時の外は正面からの顔に鼻を描かないことは先ず無い。ではその場合鼻はどう描かれるだろう? 興味あるかたは注意を払ってみられたらよいが、下方部分を描いた上にさりげなく片方のみに陰(一本の縦線のことも)をつけることが行われている。漫画用のソフトの開発もあって、今日では絵柄以上にストーリー作りが勝負所になっているはずだ。


 光と影をつかう表現は西洋の伝統で、日本的伝統では線と面が主役で陰影の意識はない。今日、その二つがドッキングしている。しかし詳細に見れば、今日の東洋と西洋の表現の中にその伝統を見つけることも可能かも。

 もともと絵というのは、3次元を2次元に表す方法のことだった。そこにはいろいろなヴァリエーションが生まれるし、個性が出て、遂にはその派生として、いわゆる”抽象美術”に至たる過程から「現代美術」の門戸も開かれていった。

「ハナ」と言うのは、その象徴的な部分でもあって、手塚さんではないが、はなはだ重要で面白いのだけれど、長くなるので続きはまたに。 中田むしんど
(※エジプト壁画は、のぶなが氏の撮影)

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立体画像・3D写真ですが… 
寄り目ができますか?  

4月3日
風が春色で、草も木の葉も温かそうに揺れています。
海も空もぼんやりかすんで、港のさざ波だけがキラキラ小声で騒いでます。大小のボラの姿を今季初めて見ました。能登のソメイヨシノはもう少しで花が湧きそうですが、山桜は今が盛り。
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先日撮った二枚の写真が、偶然、昔こってた立体写真になっていて、改めて県境の山で3D写真用に撮って来ました。
* タイトル前に<寄り目>とあるのは、視線を画像の位置より近く(鼻先)を見るようにして焦点だけを左右の画像にあわせる。<遠目>は逆で、左右の画以上の遠くを眺める気持ちで見て、3絵柄に見えたら、真ん中の重なった画にフォーカス(焦点合わせ)だけさせる。うまくできますでしょうか?

寄り目画像>
熊 無
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県境の健康の広場・長滑り台
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論田のあたり
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吉崎次場よしさきつば復元遺跡の夕陽
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岡本太郎さんが太陽の塔を立てた'70年の大阪エキスポに行って、わたしは屋外イベントの演奏者などを立体カメラで撮ってきました。35mmフィルムを縦に分けて2カットを同時に撮影できるアダプターをレンズに取り付けるだけなので、画面が極端な縦長になり、専用のヴュアーでポジフィルムを覗くもの。不満があってすぐに飽きてしまいましたが…。

遠目画像> 左右の画の間隔位置を7cm以下に縮小してご覧下さい。


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 今はデジタルデータを駆使しての新技術が幾つかあって、先端はフォロスコーップのようです。原理的に同じようですから、はきけや頭痛などを起こす人もある。
 原因は目だけに不自然な働きをさせるので、脳や神経系が混乱するためという。我々は単に両眼で物を映しているだけでなく、動きや陰影や距離感など他の刺激なども総合した情報として頭の中で実像の感覚を構成し「リアリテ」を得て生きてるので、3D映画などのように不自然な状態で映像を長時間見ると脳が悲鳴をあげるわけです。

 その以前に、これら、どこか薄っぺらな画像はすぐ飽きが来ますよねえ。何度見ても飽きないという”もの”は、芸術と言われるだけの奥深さを脳の中に起こさせるものなのでしょう。文学、美術等の名作には疑似表面を超えた真実味を喚起さす何物かが表現されていて、我々はそこに捨てがたい愛着を覚えるのでしょうね。
中田虫人

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老人はまたやった

♬早春フ〜ッ…♬  誰かさんが 拾った?

3月17日
 失敗談です。

 15日〆の20日づけの請求書なので、投函にはちょうどいい頃だから郵便局まで歩く。
先ほどまで、カッコイイ車を波止場に止めて、我が家の土手にカメラをむけて花を撮影していた男性がいた。土曜日はよい天気で高校女性徒のヨットも港の外に出て練習。今日はすっかり春の気分。
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私もカメラを花に向けながら自転車道をテンポよく歩く。

 このところブギウギにはまっている。ネットで何人ものアメリカ人らが、ピアノのの手ほどきをしているのを、たまたまユーチュブで見て

 「がんばれば老人にもマネが出来そう」

と毎日聞くか鍵盤に触れるかを繰り返すうち、今朝ちょっとサマになった感じ。うれしいが、もちろん我流で遅めのリズム。
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で、それらが頭に鳴り響き続けているから、歩く調子が自然とブギウギだ。30分以上の距離だろう、老人にはきついが、有酸素運動としては理想的でやや汗ばむほどだ。ともかくいい気分。

 ところが、ポストを前にして、懐に入れたはずの封筒が無い!!

必死になってもと来た道を探したが…、結局、同じ請求書をまた書いた。誰かに拾われて、それも投函された事を想定して便せん一枚の言い訳をそえて出した。年のせいか、季節のせいか、”老人はまたやってしまった”。 (中田むしんど )

 
※ 若い彼女、ステファニー・トリックなどが(ブギウギは少)すばらしいと思います。コピペでどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=NilIxoszh5M
 イタリア男性と結婚したよう。
https://www.youtube.com/watch?v=jSWYbVi4XlI&list=RDuRrR5W8pCKY&index=2

 他の人もいろいろやってますねえ、ラグタイムやストライドピアノスタイルのエリーゼのために等々:
https://www.youtube.com/watch?v=mCfGXwx1mJs
https://www.youtube.com/watch?v=PbA8CAacNZ4

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『歴(こよみ)』-2
「暦」にまつわる話  

3月8日
「こよみ」の話の2です。

 前回の記事、すんなり理解できたかたは「九星方位気学」か「こよみ」の知識がある方と思います。なかなかむずかしいので、マスターすれば”人気人生相談占い師”になって稼げるかもしれませんね。わたしには無理。

 以前、ブログで名をあげたことのある金澤攝(かなざわおさむ)氏は、忘れられた作曲家の譜面をヨーロッパで探し出し演奏するピアニストとして知られていました。某国際コンクールで1位なしの2位賞を得た若いころ、和服に数珠をさげて舞台に立ったという。彼が金沢市尾山町の喫茶「めるつばう」に顔を見せる時は「今日はこちらの方角が良かったので来ました」と言ってました。何の事かと思いしが、「暦(こよみ)」を見て行動した人だったんですねえ。成果のほどは知らないけど本気でした。

 私がこの手のものに出くわしたのは「スペース滝」を立ち上げる以前で、能登島に新築すべく、某建築研究所に依頼したのですが、建築家から「方位を見ますか?」と聞かれ、現代でも気にする人があると初めて知りました。鬼門や裏鬼門、つまり「風水」ですね。結局実現せずお流れになったのですが、のち滝町に理想的なスペースが手に入ったのですから、どう転ぶかは分からない。

運勢判断などは、知ってしまうと気になるけど、知らねばそれで事もなしかも。だから詳しくは書く気はないのですが…。知ればそれなりの合理性は無くもないのでしょうけど。

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 震災後に出た本に『魂でもいいから、そばにいて』というのがあって興味深く読みました。もうすぐ3月11にち、7年経ち、8年目に入るそうです。時のたつのが早いですねえ…。
3.11後の霊体験を聞く」が副題。こちらは亡くなった人の魂との愛の交流ドキュメント記録と言った内容で、超常現象の数々にしては、鬼だの凶などが出て来ない爽やかで感動的な読後感でした。
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 科学が進んでも解らないことは多いはず。人知の限界もあるかもしれません。
神秘主義と言われるものには、迷信と片付けられない何かが残っている気もしますが、どちらにしろ計算通りに事が運ばないのはこの世の常です。また何事も程度もので、過ぎたるは及ばざるごとしとも言います。後悔は付きものでしょうが、精一杯やったのなら、結果はどうあれ納得しえる人生ではないでしょうか。 中田むしんど

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『歴(こよみ)』-1
暦に見る方位と運勢  

3月7日
正月は「暦」にはまっていた。新聞のふろくの小冊子が切っ掛けだった。

若い方は暦(こよみ)をご存知ないかもしれないが、我が親の世代は「暦」をどこかから手に入れて話のネタにしていた。占いとはちょっと違うが似てもいる。まあ、占星術とか運勢学のたぐいとも言えそう。”暦”と言うだけあって、年、月、日の吉凶、それに加えて方位方角の良し悪しを探る。大安吉日のたぐい。

中国の古い時間割、つまり十干(じっかん=甲乙丙丁…)・十二支(=ね、うし、とら…)や陰陽などと方位を組み合わせての結果を、誕生日の年月から特定して当てはめるのだが、あらかじめ決められた「年、月盤表」という、八角形の座標上を動き回る「吉・凶の(=九星)」を示す”基礎になる図形”が用意されている。
固定されていないもの同士の組み合わせになるのだから複雑だ。しかも、アフォリズムや占いと同じで、出た結果は具体的でなく、各個人にふさわしい解釈をする必要がある。
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よく知られた凶は鬼門や裏鬼門だろうけど、その「鬼門遁甲(きもんとんこう)」とは違う。これを原型にして、陰陽寮(おんみょうりょう)へと整備し発展させたものが「九星(=座)方位気学」で、『暦』は全てこれを素にしているようだ。だから発行所や編者によって”結果”に大きな差は出ない。

 人生の変わり目には軽々しい気分のみの決断は禁物だから色々考ざるをえない。好奇心もさることながら、その判断材料のひとつに、いわゆる”バイオリズム(=気の暦)”も考慮に入れよう、と言う思いでもあった。

で結果、私は当分は”動かぬが良い”ということになった。「動きたいだろうが動くな」と、『暦』に気持ちを見透かされていたのには恐れ入った。気が進まないが、当分このまんまを決め込むのがよさそうだ…。さて、しかしいつまで頑張れるかなあ…。 中田むしんど

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