カテゴリ: 虫人ムシンドブースページ( 68 )

講習終了 
高齢者講習終了しました

6月7日
75歳になる人が受ける自動車運転免許の「高齢者講習」が無事終了しました。

 3日前に「認知機能検査」というのがあって、記憶力などの衰えがないかのペーパーテストで75点以上とれ、最短の講習。この間、病院の内視鏡検査で腸の ポリープを1個摘出の一泊入院 をしたので、自動車講習の方は日程がずれ込んだ。

 久々のコース運転。白線前でしっかりと一時停止ができていなかった、と注意喚起された。鼻のない1box軽自動車の乗り癖がついていてボンネットが白線を越えてたらしい。

 車線変更はウインカーを3秒点滅してから行うが、方向転換指示は30m前からウインカーを点滅させる。これは車なら6台分の距離だそうだ。石川県人はこのマナーが出来てなくて他県車の評判が悪いそう。



 終えてからの雑談で、同乗受講者からつぎの質問が出た。
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△図はその問い。
 実は私もこれが疑問だった。のと里山海道を白尾インターで降りると一般道で70キロ制限の自動車道部分があるが、それに沿った取り付け道での合流地点だ。見てると車によって指示器の点灯はバラバラ。私は侵入前に右を点け、曲がる時に左に切り変えてみてるが、どうもすっきりしない。皆さん同じ気持ちなのだ。
で、教官の答えは「どっちでもよろしい」。へー、そんなのありかあ〜 中田むしんど

スペース滝
925-0005 石県羽咋市滝町レ99-88 TEL&FAX 0767-23-4401
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カバーデザインした新刊本のご紹介 

"脱腸外科医"の「貴様らにマネができるか

5月28日
 タイトルは挑戦的ですが、原稿をいただいた時のメールには「孫たちへの贈り物のつもり」と添え書きがありました。内容は浅野先生の伝記をエッセイ風に網羅したものでヴァラエティーに富んでます。
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d0329286_16440193.jpg 明るい装丁をと希望されたのですが、子供時代から国際的に活躍された近年までなので的が絞りにくく、多くの線画イラストを散らすデザインにしました。結果は気に入っていただけたようです。仕上げは叢文社におまかせしましたが、社側でも好評で、インクの盛り上がりからみて、グラビア印刷で凝られたようにおみうけしました。


 とはいえ個人的には満足がいかないのが常でして、反省することしきり。日頃からの描き不足がたたった感じだなあ…。 先日、金沢21美で「アイ・チョー・クリスティン」の大きくてすばらしいドゥローイング群の数々に圧倒されて帰ったばかりなので、より応えておりまする。自らに、毎日の描画ノルマでも課そうか、と真剣に考えております…。

d0329286_16415841.jpg が、現実はきびしい…

明日は胃カメラ(※)、その後は絶食などもして、一週間後は腸に内視鏡を入れる検査が待っております。

 長生きし過ぎたせいだ、とは申しますまい。年齢には関係なく、どなたにとっても生きるのは所詮「苦の娑婆しゃば」でありますから。 中田むしんど

 (※)結果報告:女医先生が「ピロリ菌の検査しましたか」と聞かれるのですが、口から胃まで麻酔とスコープチューブが入ったままで返事出来るはずもなし。でもこれで緊張がほぐれました。結果は異常なし、痛みもなしで、ありがたし。さて、次の検査は腸ですが…空にするので色々ややこしい。


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ハナの話-1 
鼻を描く
ー古典に見る鼻ー

4月23日
 手塚治虫さんが、似顔やキャラ作りのコツについてイラスト入りで解説されたことがあった。少年雑誌だったかと思うが、昔の事で、覚えているのは内容の一部のみだ。 個性的なキャラクター作りには動物をモデルにして顔作りしたそうで、犬が元の形だとか何だとかの説明と、そのデフォルメの仕方まで絵解きしてあった。子供だった私に鮮明だったのは「似せるコツは鼻です」という箇所だった。

 今でも仕事でイラストを描く時、ふと鼻が気になって手塚さんを思い出す。一度だけ自筆のはがきをいただいた事があったけど、残念ながら紛失している。当時は何で鼻が重要か理解できず、ずーっと私の課題だった。今では、さすがだなあと思っているけど…。

d0329286_07553858.jpg 他の箇所と違う特徴は、鼻は盛り上がりに過ぎず、はっきりした輪郭がないので描き手の認識がもろに出ることだ。横顔では鼻はくっきり輪郭を見せるから、エジプトの壁画では頭が横向きで描かれ、目は重要なので正面から見たものを一個描く。彼らは心臓のある胸も重要と思ったのか正面から描いてそれに加える。で、足も正面から描くのは不自然とみてか、横からのを二本に見えるように描くことが多い。その結果エジプト独特のリアリズムが生まれる。この継ぎはぎ構成は、現代美術のキュビズムのコンセプトにも似るが、れっきとした写実主義から生まれているのだろう。


 鼻は日本の画家たちをも悩ませたかもしれない。大和絵や浮世絵ではたぶん真正面から描く事は少なかった(全てではないだろうけど)。へのへのもへじの「も」の字に象徴様式化されたろう鼻たちは、その向きで顔自体が”左右された”のに違いない。

 北斎などの浮世絵やインドの絵などの顔をいくつか集めてみたが、正面顔の鼻の表現はいろいろあって面白い。
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 最近、私の描くイラストは、意識してやや写実的になっている。「昔より上手くなったねえ」と言ってくれる人もあるが、実は写実的であるのはある意味つまらないと思っていたし、今もそう思ってはいる。
 昔のまんがは今とはスタイルが違い、どうマンガチックなデフルメでキャラを描くかが重要だった。が個性のあるスタイルを生み出すのは容易なことではない。私は時々鼻を描かず済ましたこともある。鼻は無くとも、かわいい表情の絵は出来るのだ。アクリル絵の具でカラフルでノスタルジックな田舎を描いた原田泰治さんは、のっぺらぼうな人物を好んで配置した。色面の扱いが目鼻口より重要と思っていたことがよくわかるイラスト群だ。

 「ストリー漫画」に「劇画」という、リアリズムを良しとする新しい形式が出現し、手塚さん始め漫画界の大御所たちを危機に追いやった時期があった。日本の漫画の大きな変革期で、今に至るアニメキャラもその延長上にあるといえる。
 基本、今のまんがはデフォルメさえもリアルだから、特別な表情を表現する時の外は正面からの顔に鼻を描かないことは先ず無い。ではその場合鼻はどう描かれるだろう? 興味あるかたは注意を払ってみられたらよいが、下方部分を描いた上にさりげなく片方のみに陰(一本の縦線のことも)をつけることが行われている。漫画用のソフトの開発もあって、今日では絵柄以上にストーリー作りが勝負所になっているはずだ。


 光と影をつかう表現は西洋の伝統で、日本的伝統では線と面が主役で陰影の意識はない。今日、その二つがドッキングしている。しかし詳細に見れば、今日の東洋と西洋の表現の中にその伝統を見つけることも可能かも。

 もともと絵というのは、3次元を2次元に表す方法のことだった。そこにはいろいろなヴァリエーションが生まれるし、個性が出て、遂にはその派生として、いわゆる”抽象美術”に至たる過程から「現代美術」の門戸も開かれていった。

「ハナ」と言うのは、その象徴的な部分でもあって、手塚さんではないが、はなはだ重要で面白いのだけれど、長くなるので続きはまたに。 中田むしんど
(※エジプト壁画は、のぶなが氏の撮影)

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立体画像・3D写真ですが… 
寄り目ができますか?  

4月3日
風が春色で、草も木の葉も温かそうに揺れています。
海も空もぼんやりかすんで、港のさざ波だけがキラキラ小声で騒いでます。大小のボラの姿を今季初めて見ました。能登のソメイヨシノはもう少しで花が湧きそうですが、山桜は今が盛り。
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先日撮った二枚の写真が、偶然、昔こってた立体写真になっていて、改めて県境の山で3D写真用に撮って来ました。
* タイトル前に<寄り目>とあるのは、視線を画像の位置より近く(鼻先)を見るようにして焦点だけを左右の画像にあわせる。<遠目>は逆で、左右の画以上の遠くを眺める気持ちで見て、3絵柄に見えたら、真ん中の重なった画にフォーカス(焦点合わせ)だけさせる。うまくできますでしょうか?

寄り目画像>
熊 無
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県境の健康の広場・長滑り台
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論田のあたり
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吉崎次場よしさきつば復元遺跡の夕陽
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岡本太郎さんが太陽の塔を立てた'70年の大阪エキスポに行って、わたしは屋外イベントの演奏者などを立体カメラで撮ってきました。35mmフィルムを縦に分けて2カットを同時に撮影できるアダプターをレンズに取り付けるだけなので、画面が極端な縦長になり、専用のヴュアーでポジフィルムを覗くもの。不満があってすぐに飽きてしまいましたが…。

遠目画像> 左右の画の間隔位置を7cm以下に縮小してご覧下さい。


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 今はデジタルデータを駆使しての新技術が幾つかあって、先端はフォロスコーップのようです。原理的に同じようですから、はきけや頭痛などを起こす人もある。
 原因は目だけに不自然な働きをさせるので、脳や神経系が混乱するためという。我々は単に両眼で物を映しているだけでなく、動きや陰影や距離感など他の刺激なども総合した情報として頭の中で実像の感覚を構成し「リアリテ」を得て生きてるので、3D映画などのように不自然な状態で映像を長時間見ると脳が悲鳴をあげるわけです。

 その以前に、これら、どこか薄っぺらな画像はすぐ飽きが来ますよねえ。何度見ても飽きないという”もの”は、芸術と言われるだけの奥深さを脳の中に起こさせるものなのでしょう。文学、美術等の名作には疑似表面を超えた真実味を喚起さす何物かが表現されていて、我々はそこに捨てがたい愛着を覚えるのでしょうね。
中田虫人

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老人はまたやった

♬早春フ〜ッ…♬  誰かさんが 拾った?

3月17日
 失敗談です。

 15日〆の20日づけの請求書なので、投函にはちょうどいい頃だから郵便局まで歩く。
先ほどまで、カッコイイ車を波止場に止めて、我が家の土手にカメラをむけて花を撮影していた男性がいた。土曜日はよい天気で高校女性徒のヨットも港の外に出て練習。今日はすっかり春の気分。
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私もカメラを花に向けながら自転車道をテンポよく歩く。

 このところブギウギにはまっている。ネットで何人ものアメリカ人らが、ピアノのの手ほどきをしているのを、たまたまユーチュブで見て

 「がんばれば老人にもマネが出来そう」

と毎日聞くか鍵盤に触れるかを繰り返すうち、今朝ちょっとサマになった感じ。うれしいが、もちろん我流で遅めのリズム。
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で、それらが頭に鳴り響き続けているから、歩く調子が自然とブギウギだ。30分以上の距離だろう、老人にはきついが、有酸素運動としては理想的でやや汗ばむほどだ。ともかくいい気分。

 ところが、ポストを前にして、懐に入れたはずの封筒が無い!!

必死になってもと来た道を探したが…、結局、同じ請求書をまた書いた。誰かに拾われて、それも投函された事を想定して便せん一枚の言い訳をそえて出した。年のせいか、季節のせいか、”老人はまたやってしまった”。 (中田むしんど )

 
※ 若い彼女、ステファニー・トリックなどが(ブギウギは少)すばらしいと思います。コピペでどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=NilIxoszh5M
 イタリア男性と結婚したよう。
https://www.youtube.com/watch?v=jSWYbVi4XlI&list=RDuRrR5W8pCKY&index=2

 他の人もいろいろやってますねえ、ラグタイムやストライドピアノスタイルのエリーゼのために等々:
https://www.youtube.com/watch?v=mCfGXwx1mJs
https://www.youtube.com/watch?v=PbA8CAacNZ4

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『歴(こよみ)』-2
「暦」にまつわる話  

3月8日
「こよみ」の話の2です。

 前回の記事、すんなり理解できたかたは「九星方位気学」か「こよみ」の知識がある方と思います。なかなかむずかしいので、マスターすれば”人気人生相談占い師”になって稼げるかもしれませんね。わたしには無理。

 以前、ブログで名をあげたことのある金澤攝(かなざわおさむ)氏は、忘れられた作曲家の譜面をヨーロッパで探し出し演奏するピアニストとして知られていました。某国際コンクールで1位なしの2位賞を得た若いころ、和服に数珠をさげて舞台に立ったという。彼が金沢市尾山町の喫茶「めるつばう」に顔を見せる時は「今日はこちらの方角が良かったので来ました」と言ってました。何の事かと思いしが、「暦(こよみ)」を見て行動した人だったんですねえ。成果のほどは知らないけど本気でした。

 私がこの手のものに出くわしたのは「スペース滝」を立ち上げる以前で、能登島に新築すべく、某建築研究所に依頼したのですが、建築家から「方位を見ますか?」と聞かれ、現代でも気にする人があると初めて知りました。鬼門や裏鬼門、つまり「風水」ですね。結局実現せずお流れになったのですが、のち滝町に理想的なスペースが手に入ったのですから、どう転ぶかは分からない。

運勢判断などは、知ってしまうと気になるけど、知らねばそれで事もなしかも。だから詳しくは書く気はないのですが…。知ればそれなりの合理性は無くもないのでしょうけど。

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 震災後に出た本に『魂でもいいから、そばにいて』というのがあって興味深く読みました。もうすぐ3月11にち、7年経ち、8年目に入るそうです。時のたつのが早いですねえ…。
3.11後の霊体験を聞く」が副題。こちらは亡くなった人の魂との愛の交流ドキュメント記録と言った内容で、超常現象の数々にしては、鬼だの凶などが出て来ない爽やかで感動的な読後感でした。
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 科学が進んでも解らないことは多いはず。人知の限界もあるかもしれません。
神秘主義と言われるものには、迷信と片付けられない何かが残っている気もしますが、どちらにしろ計算通りに事が運ばないのはこの世の常です。また何事も程度もので、過ぎたるは及ばざるごとしとも言います。後悔は付きものでしょうが、精一杯やったのなら、結果はどうあれ納得しえる人生ではないでしょうか。 中田むしんど

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『歴(こよみ)』-1
暦に見る方位と運勢  

3月7日
正月は「暦」にはまっていた。新聞のふろくの小冊子が切っ掛けだった。

若い方は暦(こよみ)をご存知ないかもしれないが、我が親の世代は「暦」をどこかから手に入れて話のネタにしていた。占いとはちょっと違うが似てもいる。まあ、占星術とか運勢学のたぐいとも言えそう。”暦”と言うだけあって、年、月、日の吉凶、それに加えて方位方角の良し悪しを探る。大安吉日のたぐい。

中国の古い時間割、つまり十干(じっかん=甲乙丙丁…)・十二支(=ね、うし、とら…)や陰陽などと方位を組み合わせての結果を、誕生日の年月から特定して当てはめるのだが、あらかじめ決められた「年、月盤表」という、八角形の座標上を動き回る「吉・凶の(=九星)」を示す”基礎になる図形”が用意されている。
固定されていないもの同士の組み合わせになるのだから複雑だ。しかも、アフォリズムや占いと同じで、出た結果は具体的でなく、各個人にふさわしい解釈をする必要がある。
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よく知られた凶は鬼門や裏鬼門だろうけど、その「鬼門遁甲(きもんとんこう)」とは違う。これを原型にして、陰陽寮(おんみょうりょう)へと整備し発展させたものが「九星(=座)方位気学」で、『暦』は全てこれを素にしているようだ。だから発行所や編者によって”結果”に大きな差は出ない。

 人生の変わり目には軽々しい気分のみの決断は禁物だから色々考ざるをえない。好奇心もさることながら、その判断材料のひとつに、いわゆる”バイオリズム(=気の暦)”も考慮に入れよう、と言う思いでもあった。

で結果、私は当分は”動かぬが良い”ということになった。「動きたいだろうが動くな」と、『暦』に気持ちを見透かされていたのには恐れ入った。気が進まないが、当分このまんまを決め込むのがよさそうだ…。さて、しかしいつまで頑張れるかなあ…。 中田むしんど

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1月28日(日)

申告終了 


5日前、雪嵐が治まったすきに金沢税務署に行き「確定申告」書類早々投函。例年より早く、記載に問題なければ後は還付を待つのみ。

 原稿料、年金とも源泉徴収済みなので、私はサラリーマンの方々同様早めの申告です。初めての申告か、定年後らしい男性が戸惑いながら(怒りを抑えた表情で)書類棚をイライラ探しておられました。ネット申告に移行させるべくか、今年から封筒が置いてありませんでしたね。「明細書」が郵送か持参になるので、私にはネット申告は意味がありません。

駐車場からは、お隣のNTTさんの電波塔が異様な姿でつかの間の青空に突き立ってました。塗装でもするんでしょうか。
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△上、NTT関連のビル。▽下、金沢税務署
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本日28日、ようやく雪から逃れられたこの日の滝港では、早速ヨットが3隻練習中です。

昨夕は、食べ物補充で食品スーパーに。
 のろのろ運転でも時々スリップ…老人にはやや危険そう。とじこもりも精神的な限界で、初めてのテイク・アウトでインド料理のナンを注文もして来ました。大きさに見合ったビニール袋とカレー用にタッパを持参しましたが、すべてサービスセットになっていて不用でした。
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駐車場の雪を心配しながら食堂でいただくより、のんびり家での方が”おいしい”はずと思いしが、欠点がひとつ。セット入りの大袋が防湿性で、お持ち帰り後はパリパリ感がなくなりモチモチするのみ。それでもオーブンで焼き直すゆとりもなく口へ。うーん、この味、久しぶり…おいしかったあ。
中田むしんど

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あけましておめでとうございます。


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 今年の冬もなんとか無事やり過ごせそうな感じなので、体力に見合った何か新しい仕事を始めてみようかなと思っています。

夏には鶴見彩さんのピアノリサイタルを長岡、筧両氏が計画されています。
例年に変わらず、よろしくお願い申し上げます。みなさまにとっても、より良い年でありますように…。 中田虫人むしんど

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12月20日

Mr.アーサー


アーサー.M君と知り合ったのは私が60歳代前後の時かと思う。音信がとだえてもう6、7年になる。

 金沢市尾山町の喫茶「めるつばう」へふらりと彼が立ち寄ったのは、間口2間ほどのたたずまいがNYの喫茶と似た雰囲気だったからだと言っていた。
当時、エール大学日本文学専攻の学生で、金沢市の日本語講座受講で1月程の滞在中だった。
壁際の固定ベンチに座れば、カウンターに向いて隣席になる。で、常連だった私とはすぐ親しくなった。
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 父親は国際弁護士で母親が日本人というハーフ。エール大といえば大統領を出すほどの名門だが学部教授は日本語会話ができない、と不満げだった。私がスペース滝を始めたころまでの付き合いで、米在住の若い日本人画家の展示を提案してくれたが、現代美術の中心地NYに居て、能登で展覧会をする意味はなかろうと思い、断ったことがある。

  最後に金沢で会った日は冷たい雨の1月始めで、店主の青山氏が亡くなって店を閉めていた奥様からの誘いで、私たちは犀川ベリのしゃれたレストランで落ち合った。
 彼は同じ日本文学専門のマーさんという知的な中国美人と一緒で、結婚披露の意味があった。室生犀星文学館に近い場所だったので、私は「金沢3文豪のひとり…」と紹介してしまい、「文豪?」と、彼女から軽蔑の目で反問されてしまった。国際的視野や正確な表現なら、文豪とはトルストイやドストエフスキーなどのレベルを指す言葉だろう。

 金沢に住んでいるといつの間にか別な刷り込みをされる。過剰な”郷土びいき”が当たり前で、客観性に欠ける評価が大手を振って歩く土地柄である。何も金沢だけではないかもしれない。国際的なオークションに、日本の著名画家を出品したが値がつかなっかたという記事は最近も見た。今日のインテリでもそんな認識なのだろうか、それとも画商の確信犯的なつり上げ手管の果てなのか…。
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文化大革命

 先頃、金沢美大の次期学長に山崎剛氏(53、芸術学)が決まった。「世界芸術の今と一緒に歩む…」と新聞で抱負。金沢大の工学部跡地への移転が決まっているので千載一隅のチャンスともいう。前二期は当美大出の作家が立ち、今回は学者に戻った。その一期目の久世学長時、コフネコトモ子さんが世に出るなど"改革"というに相応しい成果があり大変評価している。

 私が学生時は当地の洋画界のボスが創建者でもあり主任で、「こんな絵(抽象的な実験作)を描くんなら、学校をやめろ!」と一喝された。すでに就職先が内定しており退学もできず、その後の卒展だけは出させてもらい卒業はした。その時かばってくれたのは高校の先輩教授・円地信二氏で、当”ボス(K.T)”ともども今は故人だ。世の中、時がたてば納まりどころに治まってゆくもので、要は、本質を見誤らななければ、いずれあるべき形になるものだとは思う。


d0329286_08034356.jpg さて、マーさんに会って初めて、私は中国の「文化大革命」を身近に感じた。
現在、習近平主席が毛沢東並みの歴史的人物になる野心で、中国の中枢で権力闘争をしているという。しかし、私たちには幾重のベール越しの遠い出来事で、もし日本に影響があるとしても先の話だろうし、まして個人にまで利害が及ぶころは、私はこの世の人ではないかもしれぬ。ところがマーさんは、いや彼女の父は正に中国文化革命の直接の犠牲者で、母国を脱し米国に逃れた学者の一人だった。

 ご存知のように、毛沢東ら四人組は人生経験の浅い若者らを煽動・政治利用して、当時の文化人らを徹底的に吊るし上げ、死に追い詰めることさえあった。失ったものは計り知れないと思うけれど、かの国が紀元前から繰り返すダイナミズムの一つだとも言えるのかもしれない。

キング・アーサーと言う虚構
 横道にそれすぎた。
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映画『キング・アーサー』は、2017年アメリカ・イギリス・オーストラリア制作で、ガイ・リッチー監督は爆死した?とも。写真は別の旧作DVDで右の3作は全てキング・アーサーもの。ところが実のところ、アーサー王は実在しなかったと学者たちは言う。せいぜい兵士にそんな名の小者がいたていどらしい。ヨーロッパを征服した?アーサー王はまったくの虚構というわけだ。

 映画『キング・アーサー』を褒める方もあるが、私にはつまらなそうなので、写真には1995年のアカデミー賞5部門制覇「ブレイブハート」を入れてみた。
アーサー王伝説より、6世紀以上も新しい時代(13世紀)だが、イングランド王と戦ったスコットランドの英雄ウォーレスという実在の人物を描いている。魔法使、聖剣、円卓というアーサー伝説の道具立ては当然出てこない、熱く佳い映画でしたねえ。 中田むしんど

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