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[田中雅紀氏の連載マンガ]
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[虫人の蛇足補足]
田中さんには4コマ漫画になにがしかのコメントを付けて頂ければありがたい、とお願いしてあります。今回は写真も撮って送っていただいた情報で、独立で前ページに掲載させて頂きました。

それにしてもご親戚は加賀藩士だそうで、"昭和の歌うたい"の三井さんと先祖がご同僚ということになりますね。私の先祖は鏃(やじり)を作ってた鍛冶職だそうで「中田」とあるように父系は百姓。田中といえば中田も同然と思ってましたが、恐れ入りましてござりまする。(むしんど)


[返信(田中雅紀)]
親戚が加賀藩士というのは誤解です。私の説明不足でした。親戚は50年ほど前、あの梅の木が気に入って家を買ったそうです。

能登、中能登の歴史、興味深く読まさせてもらっています。金沢市内にも自分たちの知らない珍しい物がまだまだありそうな気がします。大手町のNHKのそばに変わった家が一軒あるのを前から気になっています。大正か昭和初めに建てられたものか‥‥。一度中田さんにも見てもらいたいです。では。(たなかまさき)
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925-0005 石県羽咋市滝町レ99-88  TEL&FAX 0767-23-4401


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景観樹(金沢)
田中雅紀

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 昨年の秋、私は金沢市内の親戚の家を初めて訪問した。築50年以上という家の前庭には大きな梅の木があった。根元に立て札があり、「景観樹」と書いてあった。そして下記のような説明が。
                     景 観 樹

               1 樹種 ウメ ( 紅梅 )
               2 指定番号 第2号
               3 指定年月日 平成14年2月25日

                加賀藩士であった篠原一孝の子孫に
                よって植えられた。初春、美しい紅色
                の花を咲かせる。

                      金沢市
私は「景観樹」があることを初めて知った。親戚さんは他の記念樹を松や柳など2~3本市内で見たことがあるそう。

私は、来年の春に梅の花が咲いたら観せてもらうことを親戚さんに約束していた。昨日( 3月27 日)、満開なのを電話で確かめてから観に行った。

梅の花は想像した以上に美しかった。花の密度が高く、薄紅色があざやか。天気にも恵まれ、しばらくは幸せな時を過ごした。

桜はまだ早いが、街中はもう花の季節になっているのに気がつく。  ( 田中雅紀 )

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最古の"おにぎり化石"が出たチャノバタケ遺跡につづき、石川県の別の「高地性集落」の一つです。

楕円写真・地平線は砂丘で、その向こうは日本海です。その中央やや左に突出した四角い建物が小さく見えますが、先頃私めが車を砂地に入れてJAFを呼んだ「西田幾多郎記念哲学館」です。金沢の北、かほく市宇ノ気町になります。右方向が能登です。
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目を右に転じますと写真手前に小山が現れます。手前道路は能登へ向かう最も山側の広域道で、ここからは宝達丘陵の裾野に沿って羽咋・七尾に向かいます。
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この辺りは鉢伏(はちぶせ)という地区で、半島状に平野に突き出た小山の2個目(下写真右端)が茶臼山で、頂上が遺跡です。てっぺんの林の間から白い建造物が覗いてますが、この給水塔工事で発見されました。中能登町のチャノバタケ遺跡も同様で、白山の手取りダムから能登へ上水道を引くための給水タンク設置の工事で発掘されています。
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ご存知のように、弥生時期は戦乱をともなっており、山陽畿内地方からは石の鏃(やじり)を受けた縄文系の人骨が出たりしています。北陸でも緊張状態があった事が、二遺跡の発見から知られるようになりました。

児童館の階段から撮りましたが、右枠切れの八幡のすしべんかほく店の後ろは宇ノ気町うのけそうごう運動公園で、池の周りは桜の名所。
前ブログでは杭上でひなたぼっこする亀の写真を掲載したことがあります。
さくらと亀と遺跡の茶臼山が見えるお勧め所です。
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[△上の写真は以前のものです。桜前線もう少しのご辛抱…]


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春の小川にツクシん坊。

摘んで、湯がいてボンズでもふってみたい気にもなりましたが、車で平野の中をぐるぐる回ってるうちに疲れて、早う家に帰ろ、と写真のみ。
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ここからは"最古のおにぎり化石"が出たというチャノバタケ遺跡が遠望できます。山は眉丈山(びじょうざん)で、中央の鉄塔すぐ下の中腹に小窪地状に谷めいた台地があります。竹林の頭が見えますが、そのすぐ後ろです。
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6軒の家屋跡が出て、焼けた家も…。おにぎりはチマキ様の携帯食だったらしく、家の内壁前にあった。炭化して真っ黒。今は石川県の埋蔵文化財センターにあります。実はここは「高地性集落」といわれ、いわば古代の山城みたいなものでして、弥生人が一時的に立て篭った村の跡なんですねえ。中能登町杉谷能登部下村あたり。

古代の戦争についてはまた触れるので書きませんが、縄文アイヌ人系の民はひたすら山中に逃げ込んだでしょう。チャノバタケ遺跡に立てこもったのはたぶん兵士で、家が焼けてるんですから”おにぎり派”は負けか。勝った方が今も栄えていることになりますが、このころの北陸だと伊須流岐比古(いするぎひこ)の負けを伝えていますが、これだと向かいの石動山から富山県西部あたりの豪族でしょうか。

でも、ことは単純じゃなかったでしょう、出雲系、ヤマト崇神系、後に羽咋へ来た”ワケ”天皇系と、大和系列だけでも三つある。地元の民は大変で、ただ逃げるほかなかったでしょうでしょうね。犠牲者はいつも下々です、戦争はいけません。
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鳥の目

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子供だったころ、世間では夢はカラーかモノクロかが話題になっていた。どっちでもいいじゃん、と私は思った。

犬が大好きだったので「犬は白黒でしかものが見えない」と言う話の方が気になって、どんな世界を見ているのかあれこれ考えたものだ。

 鳥は頭の左右に目線が分かれているから、立体的に見る事より広範囲を見ることを優先させた事がわかる。彼らはあらぬ方向を見ているように見える時も、こちらの動きは視野に入っている。

だから、この写真のような保護色は鳥同士間では有効にはたらく。この日、頭上高い青空にハヤブサか鷹か、猛禽類らしき鳥が輪を描いて地上をまさぐっているのを見たけれど、いくら目がよくてもこの山鳥を見つけるのはとても難しいだろう。

JR特急列車がちかづいて、線路脇からいきなり3羽が耕作した田へと突然飛び出した時、私の方がおどろかされた。動くからそこ、それと分るが、留まれば至近距離の私でさえ気がつかない。


人の生理と心

カエルなど両棲類や爬虫類には動くものにのみ敏感に反応する目を持つものがいる。人間も無彩色よりカラフル、静止したものより動くものに惹かれる傾向があるけれど、人間の脳は複雑な反応をするので、いつでも同じように機械的には働かない。生理的反応の後ろには感情が宿り、理性さえもコントロールしてしまうように見えることがある。これは「わかっちゃいるけどやめられない」ことと関係がありそうだ。

ヒトゲノム、つまり人間の遺伝子の11番目と17番目には、危険を顧みず冒険的刺激をもとめることをつかさどる染色体遺伝子部分があって、これをアメリカ人たちが他より多く持っているという。パイオニア精神と言えそうだ。

能登の海は今朝も静かだし、私はその海を見てるだけで心が満たされる。現代美術などという分野は創造と開拓パイオニアのエネルギーが根底にあってこそ意を発揮する。その意味では「わかっちゃいるけど、チト"一服"させて」が今年の私の生理的気分で、残念ながら今年5月の連休には当館の催事予定はございません。

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'14年8月1日(金)7:00pmから

アフロ・サンバ
ショーロの演奏会

演奏:ソノローザ
ジュリア(ヴォーカル)、井上みつる(ギター)




'14年8月2日(金)3:00pmから

現代音楽の即興
(IMPROVISATION)演奏会

演奏:島田英明(金沢)、アスナ(白山市)

能登地区でノイズ(噪音)系、スカム(scum)系の演奏会が行われるのは初めてではないしょうか。今では広く世界で行われているこんな表現もあるという発見と、視野の広がりを、何かの創造に繋がる契機になればと言う思いです…。虫人
■いずれも下記の展示会場で。入場無料。

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 故障した掃除機がなおったので、おとなり中能登町までドライブがてら取りに行った。タイヤも交換した。夏の暑さまでは最も良い季節で、活力がでそうだ。

車のラジオが手塚ひさ子さんと云う方を呼んで”自分褒め講座”をやっていた。ご本人が母親から褒めてもらったことがなく育ち、劣等感を持ち続けていたが、今では克服して同じ境遇の方の力になりたいと本を書いたり公演をされている。

世のお母さんの中には、褒めることが良いと分っていても言葉に出せない人もいて、ついつい子供達を叱るばかりで、可能性を閉ざしてしまうという。子供は褒められることで愛情を確認する。褒められなかった子は50歳を過ぎてさえも人生に自信をもてないままだ。生きている事さえ否定的になることも。
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特に他より優れていなくても、普通であれば褒めていい、特に目に見えない心の動きも褒めて上げる。深手を負った大人になった人も、絶えず自分を褒める癖をつけることで、脳細胞の”褒め回路”を強く太くして、自身のための活力を取り戻せるのだ、と彼女はいう。

 十日もすれば四月になる。今年は山桜見物を楽しみにしている。海岸の散歩でこんな貝殻の絵画を見つけた。「うまくできたね」と言ったのは母親なのだろうか、孫と来たおじいちゃんか。それとも描いた自分自身なのだろうか、これを描いた人が誰であれ、見るものをほほえませる。

絵を描いたり、作品を作ったりするのは、昔美術の先生に褒められたり賞をもらったりした経験があるからというかたもあるだろう。そう、描くのが好きなのなら、たとえ”絵描きバカ”などとからかわれようが、大人に成ってもお絵描きやら作品作りやらをしようじゃないか。他ならぬ自分自身のために、ね。
虫人


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 西のぼる氏の展覧会会期がそろそろ終わりそう。久々お訪ねしたら、あいかわらず忙しそうだった。

半端者のとる道

よく体力がもつなあと感心したら、アシスタントの寺谷亜紗美さんあればこそと彼は言う。亜紗美さんも西先生が健在の限りアシストしたいという。
d0329286_12573061.jpgいい人、出来る人の周りには、いい人、出来る人が集まるのだろう。また、長丁場だから相性が良くなくては続くはずもないだろう。

亜紗美さんのご両親がスペ滝の展覧会に来られた時「身を固めて欲しい」という親心を吐露されていたことがあった。わたしも同様に思ったが、こうして生き生き働いている彼女を見ると、これでいいと納得する。

大学を卒業し、当人も周りも喜んでも、その先には何の保証も無い世界が待つ。まして美術大学とあればなおさらか。私の若い頃以前なら、音楽だの美術は世の半端者がとる道で、親戚がこぞって反対に回って説得にかかろうとしたものだ。

バブルの時代ならいざ知らず、先行き不透明な今の世なら芸術・芸能に携わって食って行くのは易いことではない。

 西先生は苦労人である。美大とは縁がない。私は付き合いが長く、彼の生き方を身近に見て来たが、知る人ぞ知るの県紙の嫌がらせにもよく耐えてこられた。地元のみに生きる人は、つぶされるか紙下にくだるかを迫られる。真っすぐ遠くを夢見る若者たちにとって彼の歩みは一つの手本になる、と思う。

てのひら文学館「西のぼる さし絵原画展」

今期の展覧会には、東京の大手出版社などから次々編集者たちが来られるので、当人は付き合いに時間をとられる。亜紗美さんはせっせとその穴を埋める。
ここは今、充実した時間が流れていて、私自信も満足で豊な気持ちで岐路につけて嬉しかった。虫人

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'14年のHAKUIピアノコンサート「ベーゼンを弾こう会」

3/16 コスモアイル羽咋
中学二年のMさんが100番目で"トリ"。ショパンの幻想即興曲を立派に弾きこなしました。いい写真が撮れずこんなんでご勘弁
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 「あの娘よ、去年すごい演奏したこ‥」なんて声が会場から漏れ聞こえました。
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 白いカチュウシャを付けたこの幼い女の子は、演奏中に右足首がピンと上をむいたまんまの固まり状態で終了。曲は「チューリップ」だったかな。緊張してたんでしょうが演奏は最後までスムーズで、よかったですよ。

 聖音せんせいの生徒さんは皆さんちっこい女の子が多く、曲はもちろんシンプルなんですが、この子を含め、なかなかの表現力を見せるので感心しました。

 担当ピアノ教室の先生方が、生徒さんの身長に合わせてそのつど椅子の高さを調整しに出て来られます。(写真は聖音(せいね)先生) 虫人
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老人はまたやってしまいました。場所は西田記念館前アプローチ道路の際。

d0329286_945997.jpgここは金沢の海・内灘砂丘のつづきで、北へは能登半島の千里浜や一の宮の海岸砂丘にいたるのですが、砂の質がまったく違うのです。

ちょいと乗り上げるつもりが、すっぽりハマってしまいました。「千里浜なぎさドライブウエー」周辺の砂地に慣れて砂丘の怖さを忘れがち。作家の五木寛之さんも、内灘砂丘で同じ目に遭ったことを「砂浜を走る車の写真を見た記憶があって…」と随筆にかいていたっけなあ。
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展覧会(今月30日まで)、「床置きでなく、壁にあり、よかった」と角永和夫氏から聞いたので、”滝町老人三人組”で見にいきました。
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コンクリート打ちっ放しと良く調和していい感じでした。焼き物を超えた造形的存在感が発揮されていて、角永氏と同じく、好印象を持ちました。
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入場無料、お勧めです。
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石川県西田幾多郎記念哲学館/
〒929-1126石川県かほく市内日角井1番地/TEL076-283-6600/FAX076-283-6320

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[田中雅紀氏の連載マンガ]
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座右の銘


先週のテレビ「所さんの笑ってコラえて!」でのこと。夜の街で酔った女の娘(こ)にインタビュー。そのコの座右の銘が、
「死ぬこと以外はかすり傷 !! 」

私、感動して大笑いした。よい言葉だ。その覚悟で暮らせれば怖いものなしだろう。私には座右の銘がないので、これ、もらおうかなと思っていたら、4~5日後に今度はラジオで演歌系の女性新人歌手が話していて、そのコの座右の銘が「死ぬこと以外はかすり傷」だって!

えー!? 意外に有名な言葉だったらしい。私が知らなかっただけか。でも、もしかしたら夜の街の酔っぱらいの女のコと女性新人歌手は同じコ !?  ま、まさかそんな事ないでしょ !


色々考えているうちに少し熱がさめました。 ( 田中雅紀 )

漫画も、随想も笑えました!!。(虫人)

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