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[田中雅紀氏の連載マンガ]
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「マンガ教室」経過報告 2
 (「マンガ教室」についての報告 1)

6月1日
  顔なじみの保険屋さんが来て、玄関に貼ったポスターを見て教室の話になった。担当さんはチラシを持ち帰り、お客さんの見えるところには貼れないが社内の掲示板に貼ってあげると言ってくれた。

最近は教室のことを誰にでも言いふらしている。これまでは自分のことはあまり話さなかったので、隣の人も私が漫画家だったことを知らなかった。マンガ教室の話を聞くと皆好意的で、チラシを知り合いにク配ってあげると言ってくれてありがたい。

18日
  が来て、前回来た時に持って帰ったチラシを自分の町会の回覧板で回したとか。今回もチラシをどっさり持って帰ってくれた。ママ友や知り合いに配るらしい。だが娘は「マンガはおかあさんたちにはねー」とぼそりと言った。
  そうなのだ。それは自分でも気になっていた。今はそうでもないが、私が漫画家を目指して描きだした頃は永井豪さんの「ハレンチ学園」が大ヒットしていて、マンガは学校や父母会からは目の敵にされていた。今はマンガよりも親を悩ませているのはスマホのゲームなのだろう。ゲームに夢中な子供は本を読まない。マンガさえも読まない。そんなところに「マンガ教室」はありえないか

 そうだとしても何もしないで放ってはおけない。考えた末、添付した一文をチラシに書き加えることにした。取ってつけたような広告だけど、お母さんの心を掴まなければ子供の生徒は集まらない。
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20日
 知り合いに自宅で洋裁店を長く続けておられた女性がいて「私も看板をあげてから3年は軌道に乗らなかった」とのこと。3年か。長いなー。でも、この歳で行動を起こしたことを「偉いねー」と褒めてくれたので少し嬉しかった。(田中雅紀)
         6月28日現在 生徒は0

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925-0005 石川県羽咋市滝町レ99-88  TEL&FAX 0767-23-4401


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今年2017,当館「夏の音楽会」のおしらせです。去年同様「彩の会総会」が行われます。

私の「水影」作品(ホール全体に投影)と彩さんのピアノとのコラボも予定しております。やる事多々なれど頑張らにゃあ〜!(中田虫人むしんど)
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▶「スペース滝はここ」へ

▽検索地図の拡大は「シーフロントカフェ滝」と記載。


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展覧会および講演(石川県白山市)。
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加賀一向一揆。
名もなき「百姓」たちが加賀国守護・富樫政親を打ち倒し、約100年間におよぶ「百姓ノ持チタル国」が成立することになった、中世戦国史上の一大事件でした。

加賀一向一揆を題材にした北方謙三氏の小説『魂の沃野』の世界観を基に、西のぼる氏が手掛けた挿絵原画や加賀一向一揆の貴重な資料を公開します。
風谷小十郎と富樫政親が駆け抜けた、加賀白山の戦国史をご紹介します。

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(※ 紹介文にはありませんが、蓮如上人(真宗)が「百姓ノ持チタル国」のキーマンでして、近いうちに板画の棟方志功がらみで当ブログで道宗という人物を扱いたく思っています。展覧会はグッドタイミングなので、西氏や千代女の里俳句館の山下さま承諾の上パンフの転載をさせて頂きました。虫人)


展覧会(金沢)。CNF.N金沢展、南淳史さんからパンフが送られてきました。ほかに石川県から6名参加されているようです。もう、始まってます。(※ 21美の企画展「池田学展」もお見逃しなきよう。7月9日まで)
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ガラスの東穂高さん、作風ががらりと変わりました。(東山の、「梅組+晴組」どう読めと言うのでしょう、やや不親切なロゴ表示でございますですよ)レイアウトは誰です?
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下、作品写真は大阪在住の水彩画家・坂井孝正こうせい氏の作品。個展は終了しています。会場写真を撮ったファンのご夫婦があり、使用の許可もいただいていたのですが、作品部分のみを背景から抜いての修整がうまくゆかず掲載を断念していました。あらためて絵はがきが届いたので紹介させていただきます。
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[屋根裏部屋から モンマルトル] 坂井孝正

たしか81歳になられます。目が不自由ですがヴィジョンスコープ(拡大読書システム)を使用してステンシル(紙型に色を刷り込む)手法で水彩絵の具を置いていく。当人は出来あがった全体を見られないので失敗作もできるのですが、当館では2点の傑作を収蔵しています。一種の”ミニマル具象画”とでも言えるスタイル。現代美術家や元美学教授からも感嘆や賛辞をいただいています。(中田虫人むしんど)

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雨曇りの中、ヘリコプターが何度も海岸沿いを飛んでいたので写真を撮ろうと裏戸を開け、空に構えてしゃがみ込んだ。
庭先にカモメ?
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実は3日前、当館裏の空き地に、ニワトリみたいに十数羽が餌をあさっていた。初めて見る光景だったので、窓越しにたくさん写真を撮った。後で地面を探してみたが食い物なんぞはなさそうにみえた。

カモメはスズメやカラスと違い民家の庭先で見はしないし、警戒心が強く近づく事さえなかった。それがヘリコプターにカメラを向ける私から逃げようともしない。d0329286_23201373.png よほど腹が空いているかと見て、100均で買った干し魚を景気よく撒いてみた。風があって、魚は軽すぎてうまく飛ばせないが、部屋から様子を見てると、海から彼らが戻りアッと言う間に平らげた。「やったー!餌付けに成功だあ」(でも、習性にはしないよ)。

 新聞は皇太子の来県を伝えている。そのための飛行と納得し、ふたたび撮影にと戸外に出る。と、この子が私を見つけて飛んで来た。「ごめん、また買って来ておくけど今はもうないんよ」と私は話しかけ、その時気がついた。

先ほどヘリコプター撮影で軒下にしゃがみ込んだおり、遠巻きに私を警戒して見る鳥たちに、今同様に独り言のように無意識に色々話しかけながらカメラを待機させていた。

相手は恐竜時代の生き残り爬虫類縁なのだから、これほど話が通じようなどとはつゆ知らずいたが…。

そうかあ、スズメと話が出来たと言う越後の清貧禅僧・良寛さんに私が近づいたんかも知れんなあ…こりゃあ、嬉しいじゃあないか。? 虫人
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(※カモメ科ウミネコ=似たものにセグロカモメがいるが、くちばし先に赤と黒の模様があり区別が容易)

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6月7日(水)午後、
最初は「株式会社トウネ」と名乗る女性から当方の名前の確認があり、次はそれを手がかりに情報を入手し、どれだけ現在契約より安くなるか計算したという同社の男性から改めて説明があり、最後は「NTT西日本の石黒」という女性に電話を繫いで、彼女と男性と私の三者が同時電話で手続きの会話になった。
NTTの女性が確認のためと言って、次々私の個人情報を聞き出していく。携帯番号を教えた時点で詐欺!と直感し、

「なんでNTTは、分かっているはずの情報を改めて聞き出そうとするのか?! 私には理解できない。 このネット契約(回線)変更の話は無かったことしくれ!」

と電話を切った。しつこく呼出しベルがなったが出なかった。
しばらくは腹が立って(騙されそうになった自分に)、イライラ部屋を歩き回りました。


d0329286_00122816.jpg そりゃあ、ネット料や回線料が安くなるにこしたことはないですが、新規参入のどことも知れぬ小会社と新たに移転の契約をすれば後が怖い。どこかで元をとらねばビジネスになるはずもないではないですか。それより、ウッカリと銀行の引き落とし口座手続きを、一枚の紙面手続きもなく、誰が聞いているかもしれぬ電話口で進めることなど出来る訳が無いでしょう。

しかし、始めはさもNTTと関連あるから簡単に済むようにほのめかして、徐々に深みに落としていく巧みな誘導なので、騙される人続出かと心配です。

それにしても3人が交代で出演してくる大掛かりで巧妙な劇場型スタイルの電話での詐欺的勧誘です。回線を貸してるのはNTTです、会社同士どんな契約なのか知りませんが「"NTT西日本"」という偽りの名乗りを、当のNTTが野放しにしてるのは気が知れない…というものでしょう。

(イラストは恥ずかしながら、私が消費者センター記事に付けた絵で、かつて新聞紙上に掲載済みのものです)虫人

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この時季の雲は特に好き。

広い空にぽっかり独り浮いてますが、明らかに入道雲の子どもです。末広の土台をかため、夏に向かってムクムクと押さえきれぬ思いの丈(たけ)を思い切り立ち揚げようという、心準備の始まりです。まだ若くて、希望と夢と戸惑いを秘めた”青春の雲”です。
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やがて夏が来て、連日の暑さの中で汗や涙と、たまには怒りの稲妻を落としながら、毎日が仕事や子育てに追われる怒濤の現実は、夢中に過ぎ行く日々の連続。やがて気づけば、季節はもう秋に…。

イワシ雲の、空一面を被う均質な穏やかさの中でやや落ちついて、広く世間を見渡して見れば、己が心根も広がって、我も彼もが雲の鱗の小さな一片と気がついて、精一杯やった、これで十分と思える…秋の夕焼け雲の美しさ。

つづく季節は、いや応なくすべてを元の白原に覆い尽くす冬の訪れで、こればっかりは誰の上にもひとしくやって来るのでしょう…。

だから、この時期の独り立ちしたばかりの夢見る雲は、我が目に懐かしく特別に愛(いとお)しく映る、ということかも知れません。


その 雷雲の子どもたち が浮かぶ初夏の浜辺、超軽量動力機ちょうけいりょうどうりょくきを整備する人たちを見つけました。
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アメリカではウルトラライトプレーンultralight、ヨーロッパ ではマイクロライトプレーンMicrolight と言い、今ひとつ名前が定まらないらしい。

 滝港近くまで飛んで来たのを見た事がありますけど、港手前の浜で引き返してます。機体整備に余念のない白髪混じりの品のいいお父さんにうかがいましたら、海岸沿いの海側上空の飛行許可しか出ないのだとか。
国の操縦士免許は必要ないけど、外部認証機関(「JML」「JPMA」等の会員になる)が発行した技能証明の提出が、飛行許可申請時に求められるものらしい。

「習得に一年程かなあ…運転自体は簡単ですし、体力もいりません。空を飛ぶのが心から好き、という仲間を募ってます、どう?一緒にやりませんか」

と誘われました。軽車ほどの価格で中古市場もあるそうです。
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手を休める事なく、質問に応じてくださる会話の間、私は「星の王子さま」を書いたサントゥクジュペリと話をしてるような気持ちになりました。

少年時の夢が、定年後ようやく叶っての空飛ぶ三昧の人生…。冬期は叶わぬので関連誌情報なで過ごすのだそうですが、クルーザーで滝港へやって来たエリックさんやマークさんのような海洋三昧人生もまた”海のサントゥクジュペリ”に違いありません。

命がけでいい、あの空を飛んでみたい!この海の果てまで行ってみたい!…。縄文の昔から、否、10万年前の人類の旅立ちの時から、人はどこか”サン・テグジュペリ”だったのかもしれません。
(飛行機を心から愛した彼は空で消息を絶ち、後に墜落場が確認された)

 それに比べると”アーティスト人生”などというものはどこかギラギラと、不健全でへそ曲がりで、やや病的な意固地さとエゴ香りがつきまとうのですが、それとて「創造」と言う名の、未知の世界への冒険と挑戦と好奇心には違いないはずです。そこは同じ夢追い人なのだと、今も追い続ける私ですが、老いたる秋は独り、人生の黄昏に鰯雲の膨大な鱗の一片となり、皆様(と言っても色々でしょうが)と同じ金色の輝きの中に自分の居場所もあったのか、と思えば、老いの(芸術至上主義的)我が人生も、ようやく今ここまで来て人並みに安らかかな…と言う思いです。 虫人

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